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とあるデパートのトイレ


この前さ、買い物中急に腹が痛くなって、デパートのトイレに駆けこんだんだ。
そしたら、トイレの個室をノックしてドア開けるような音がしてさ。
端から順番に入っているやついないか確認してるみたいなんだよ。

俺一番奥の個室にいてさ。すぐ隣の個室まで調べ終わって
巡回の警備員かぁ、なんか恥ずかしいなぁとか思いながら
ノックされるの待ってたら全然ノックされなくてさ。

あれ?っと思ったら急にトイレが薄暗くなって、
あぁ気づかれずに電気消されちゃったかなっと思って
出すもん出して個室から出たら、電気なんて消えてなかったんだよね。

さすがに怖くなって手も洗わずに走って逃げたんだけど、
俺、もうデパートのトイレ入れないわ。










【解説】
電気が消えてないのに薄暗くなったということは
上から覗かれていたということ

 

鷹野(や、やめてレナちゃん、圭一君も元に戻すし、これからはレナちゃんが病気になった時は無料で直してあげるから。)

レナ(そんなこと言ってレナも宇宙人にする気なんだ・・・。

宇宙人になってる可能性のある人たちはここでレナが始末する。

リカちゃんもさとこちゃんも圭一君も悟史君も魅~ちゃんも詩~ちゃんもね!)

圭一(まずはレナを止めないと誰も脱出できそうにないな!)

悟史(レナには悪いけど、僕も止めさせてもらうよ!)

レナ(こい、この宇宙人ども!)

入江(レナさんに注射するようにさせてください!)

鷹野(そんなのじゃダメ!気絶させないと何をするかわからないわ!)

レナ(うるさい!うるさい!うるさい!レナを犠牲にしてでもお前たちの侵略を防いでやる!)

レナは用意していた爆弾を爆発させ、診療所にいた人は爆死した。

大石(これはむごい・・・。誰が誰だかわからないな・・・。)

熊(現場検証はどうですか?)

大石(無駄ですね・・・。全部が灰になってますから・・・。)

こうしてまた悲劇が繰り返された・・・。

気がつくとまた昭和58年のひなみざわだった。

宝隠し編終了です!

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カメラの男


「一年前、うちの大学の生徒が無人島で7人全員死んだって事件あったよな?」
「あぁ、あったな。それがどうした?」
「実は、その事件の模様を映したビデオがここにあるんだよな~
「マジで?!」「えぇ~うっそー」「怪しい」「・・・ホントに?」
みんなそれぞれ勝手なことを言っている・・。

「まぁ、とりあえず観てみようぜ~」

ビデオが再生されると初めは普通の旅行のようだったが、
その夜に一人の死体がみつかるとそこからはパニック映画のようだった。
みんな震え、怯えている。

そこから次々と死体で発見されていき、
結局はカメラマンと一人の少女が残った。少女は言う。

「あなたが犯人なんでしょう?!私が犯人なわけないもん!
それに、こんな状況でビデオ撮ってるなんておかしいわよ!」
「違うおれじゃない!これは警察に証拠として、渡すために・・・」

少女は最後まで話を聞かずに外に飛び出していった。

それをすぐ追いかけるカメラの男。
そこで、急に画面が黒くなり次には無残な少女の死体と首吊り自殺をしたと思われる、
カメラの男が映っていた。そこでビデオは終わった。











【解説】  最後に殺された男を映したのは誰?現場にはもうひとりいたのだ。つまり、このカメラを持ってきたヤツが犯人ですね。

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公衆便所の落書き


公衆便所に入った。

和式だった。

和式は嫌いだ。

でも仕方ないのでしゃがんでみると、目の前に落書きがあって【右ヲ、ミロ!!!】と指示された。

なんだコレ?と思って右の壁を見ると【左ヲ、ミロ!!!】とあって、私はずいぶん命令口調だなぁ・・・・などと思いながらもその通りに左を見てやると今度は【上ヲ、ミロ!!!】というのでおそるおそる天上を見るとそこには物凄く大きな赤い文字で
【ウシロヲミルナ!!!】と書かれてあってドキッ!としました。

怖かったのですが、ゆっくりとウシロに振り返ってみると・・・・・

特に何も書かれてなくて安心しましたよ(^-^)。










【解説】  目の前(正面)に「右を見ろ」と書いてあって、右を見たら、「左を見ろ」と書いてあった。本当に落書きの命令どおり左を見たのであれば、最初に見た「右を見ろ」の落書きのはずが「上を見ろ」に変わっている。

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年齢当て


あと10分ほどで真夜中になるという時間帯に、私は特急電車に乗っていた。
やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。
その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。
「すみません。あなたの年齢は28歳ですか?」
男が私に話しかけてきた。
「そうですが、どうしてわかったんですか」
私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。
「あなたの年齢は45歳ですか?」
「そうですけど……
「あなたは62歳ですね?」
「どうしてわかったんだ?」
そんなやり取りを繰り返していく。
どうやら、その男には、顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。
次の停車駅までは、まだ15分以上ある。
私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。
「あなたは50歳ですね?」
「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ!」
最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。
年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。
「凄いですね。百発百中じゃないですか」
私は男に話しかけた。
すると、男は青い顔を私に向け、こう言った。

「・・・私が見えているのは貴方がたの寿命ですよ」











【解説】  次の駅まではまだ15分以上あるのに、女性はあと5分で51歳になる・・。

つまりあと5分以内に電車は事故を起こして、乗客は全員死ぬだろうな。

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家族を消して


少女のところにお星さまが降り立ちました。
「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」
お星さまはそういいました。
少女は泣いていました。
「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」
次の日、少女が目を覚まして一階へおりると、いつものようにおかあさんと
おとうさんとおにいちゃんがいました。
少女はとても後悔しました。
その夜、再びお星さまは少女の目の前にあらわれました。
「気に入ってもらえたかな?」
少女はいいました。
「昨日のおねがいをとりけしてちょうだい」
お星さまはいいました。
「一度かなえたおねがいはとりけせないよ」
少女は泣きました。














【解説】  「少女」と一緒にいたのは偽の家族だった。

家族を消して」もらったはずなのに、自宅にいる家族は消えていない。

つまり、自宅にいる家族は本当の家族ではない。

どこかにいる本当の家族は消えてしまったことに・・・。
(お星さま、春原洋平を消してください。)

(すぐにでも叶えてあげますよ。)

血の付いた辞書が春原の頭部にヒットした!

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