風呂上がりに、テレビでも見ながら髪を乾かそうかと思って
ドライヤーを持って部屋へ行ってテレビをつける。

いきなり怖い女の人の顔どアップ。怖い話の特集かな。
なんか色がおかしいけど、まあリサイクルショップで
安くで買った古いテレビだからしょうがないか。

などと思いつつドライヤーをオンにしたらいきなり電気がバツン！と切れて真っ暗になった。
あっちゃ、クーラー入れたままドライヤーは無理があったかと思いつつ、
テレビの光を頼りにブレーカーの所に行ったらやっぱりブレーカーが落ちてやがった。










【解説】
ブレーカーが落ちたのに「テレビの光を頼りに」・・。
じゃあいま、テレビに映っているのは何・・？
色がおかしい女の人だろうか。
（芽衣ちゃん・・・、今度は俺の望みどおり刺青シールを買ってきたな・・・。これでよしっと！）

（ぎゃ～！テレビを付けたら幽霊が・・・！）

雪山で遭難したあるグループの話だ

A「だから俺は反対したんだ！」
B「今更そんなコト言ってもしかたないだろう！」
D「うるせーぞ！」
E「落ち着け、喧嘩しても腹が減るだけだ」
F「また食料も尽きかけてるんだ・・・焦るのも分かるが」
G「ガクガクブルブル・・・」










【解説】
Fの言った「また」「食料も尽きかけてる」・・
「また」・・・

つまりCは食べられた。
次はふるえてるGかな。

おとなしい奴はこの場面でターゲットになる。

風呂入ってたんだけど怖い話読んでたら幽霊出るんじゃね？
って思って恐くなったんで部屋から風呂場まで電気点けながら行ったんすよ

風呂は風呂でダルマさんが転んだとかこえー話あるじゃん？
そんなわけで考えないように必死だったんだけど、そうなると逆に考えちゃうよね。
まぁ普通に何事も無かったんだけどね。

そんな経緯があって部屋の電気とパソコン速攻で点けて帰ってきたわけよ


こんな感じの話











【解説】
電気を点けたはずなのに何故消えているのだ・・・。
（もう、洋平君たらまた電気つけっぱなしで！）

（岡崎・・・、入浴中に全部の電気消して帰るなよ！）

トイレが汚いので「ブ○ーレットおくだけ」を設置してそのまま寝た。
次の日起きてトイレで小便した後に流したら
青色の水がワァーーーって便器の中に流れていって、とっても綺麗になった。

良い匂いもするし、やっぱ買って正解だったな。











【解説】
この手の商品は置いてから最初に水を流しても青い水は出ない。
青水が出るのは2度目からなのだ。
ということは自分の前に誰かがトイレを使ったことになる。
一人暮らしとは言っていないので怖くはない。

ある地方で大きな地震があった。
避難所の小学校で寝ることにしたが、人が溢れ、騒がしくてとにかく暑い。

涼みに外に出ると明かりのついてない建物を見つけた。

そこはとても涼しく､静かなので多くの人が横になっていた。
これはしめたとそこで寝ることにしたが、しばらくして異変に気付いた。

静かすぎる。


私は建物を飛び出した。










【解説】
「私」が駆け込んだ小学校は遺体収容所だった。
さすがに臭いや運び込んでいる人で気付くと思うが・・・。

誰もいない病院に寝泊まりしてる男の話は聞いたことがあるな。

実はそこはらい病（ハンセン病）患者を隔離していた病院で戦争から逃げてそこに泊まっていたけど、たまたま来てた人に話を聞いて知ったという話だ。男は感染しなかったらしいけどね。