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有毒ガス
ある山のふもとにある町では、火山活動の影響で稀に有毒ガスが噴出することがあった。
有毒ガスは空気より重いため、町外れの窪地に溜まる。
過去に何人もの人がその窪地で命を落としていたため、
町では有毒ガスの噴出が観測されると鐘を鳴らすのが慣わしとなっていた。
そんなある日、鐘が鳴らされると、ある婦人が血相をかえて町の護衛団を訪れた。
「私の娘がいない。知らずにあの窪地に行ってしまったのかもしれない」
護衛団が防護マスクをつけ出陣の準備をしていると、1人の老人が訪れた。
「鐘が鳴る前に、窪地に虫取り網と虫取りかごを持った子どもが走っていくのを見た」
護衛団は2人を救出すべく、窪地を懸命に捜索した。
結果、1人の遺体のみが発見された。
【解説】
この話には2つの解釈があり、
1、「私の娘がいない」と「窪地に虫取り網と虫取りかごを持った子どもが走っていくのを見た」
というのが同一人物であるという説。
2、「私の娘」「虫取り網を持った子ども」「虫取りかごを持った子ども」が全て別人物の場合。
護衛団は「虫取り網と虫取りかごを持った子ども」で1人と思いこみ、
遭難者は合計2人だと早合点して、2人を救助した時点で捜索を打ち切ってしまった。
悟史♀は1年後の綿流しの祭りの日に元の悟史君♂になって戻って来た。
ちなみに性転換手術はサポーターも多いので、鷹野の研究もつづけられた。
詩音(これでいつも一緒ですね!)
みんながこれで綿流しの鬼隠しも、神隠しも起こらないのだと安心しきっていた。
リカ(鷹野の研究も問題ないし、悟史も神隠しから解放された・・・。
今度こそ何も起こらないはず・・・。)